2001ネパール・ミカの会 教育支援中間調査報告(概要)
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調査期間: 2001.11.18-25 調 査: 斎藤 謹也 今村 旭 治安は平静の一言でした。(カトマンドゥ、ルンビニ、タンセン) 本年8月ネパール国王一家の悲劇及び9月のアメリカ同時多発テロの影響もあり、観光客の激減、治安の不安が伝えられる中、本会が当初計画した第6次教育支援の旅を、明年3月上旬に延期し、とりあえず、中間調査に行く事となりました。飛行機は満席、ネパール国内はどこへいっても平穏無事。いつもと変わらぬ、ゆったりとした状況でした。ただ、タミル界隈は、日本人は少なく、ほとんどがドイツ人、フランス人を中心とするヨーロッパの人々で、かなり賑わっていました。帰国後30人死亡、282死亡という見出しで、非常事態宣言発令かと報道されていましたが、え!?という感じで、実際に見てきた事と、報道との格差に戸惑っています。 |
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2001年事業は2施設とも40%の建築出来高。明年春には完成の予定。
★シリ・アジアリ小学校(ルンビニ県ルバンディヒ郡エクア村エクア) 3教室1教員室99.36? 予算1,369,000円 生徒数 280人 教員数6名既存校舎は、4.5年生が使用している。他は旧校舎を全て取り壊し工事中。 青空での授業であるが、教員と生徒は、しっかり勉強に励んでおり、村人も教育関係者も大変喜んでいます。
予算 1,839,000円 生徒数 1年生-5年生 243人 6年生-7年生 176人 8年生10年生 133人 合計552人 教員数 14名 大変落ち着いて勉強しており、新校舎建築状況も順調である。 |
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今村旭写真展は大成功!!
2001.11.22-23日市庁舎会議室にて写真展が開かれました。 市長、学長の祝辞を頂き、ラジオ、新聞の取材が多くされ翌日の新聞を賑わせました。 |
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備品支援(2万円)下記の各校より希望を提出してもらう。
■シリ・マズワニ中学校(職員室、机、イス、棚)■シリ・マズワニ小学校(机、イス) ■シリ・ルンビニ小学校(棚、塗装)■シリ・シリ・ラム小学校(机、イス) ■シリ・グルワニマイ小学校(扇風機、校庭拡張整備)■マホマディア小学校(教室内床面整備) タンセン図書備品支援は希望リスト。明年春までに注文。 ■トリヴァン大学タンセン校(理系、文系)■シリナガル・サイエンス・ハイヤル・セカンダリ校 ■モホン女子校■セン小学校(校長先生が病気療養中)■シリ・ミレニアム・セカンダリ校 ■パドマ・カニヤ女子校 マズワニ村保健センターは、工事が屋根まで完成、2002年春開所予定 備品や医療品の支援を村長より要望
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次期支援候補校はカマリア村パンカシア地区のスンディ小学校 生徒数 372人 職員 6名 現教室数 4 2001.11.20日視察 2年前は150人であったが地区の女子生徒入学及び最下層カースト生徒の入学を奨励した結果 370人を超える生徒数になった。3教室1教員室を希望される。 ルンビニのバイラワ道路沿いでマホマディア小学校より2km |
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奨学金及び教育環境整備について 1999年度より実施の奨学金については、対象者未選定、なかなか選出が難しい。 制服の寄贈、修学旅行の実施などの案が提出され帰国後に報告審議予定。
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特記事項その他 1.トリヴァン大学タンセン校学生代表をカトマンドゥに派遣、実験道具の購入 2.パドマ・カニヤ女子校の奨学生と会食 3.ボージャリン・リリハ大使館経済協力部の家元氏に会見、ミカの会の活動を説明、方針運営方法について大変良いの評価を頂く。 4.バイラワ・マイティ・ネパール・トランジットホーム訪問。個人宅〔3軒)訪問。ストリート&ワーキングチルドレンの為の教育機関訪問(タンセン)結核予防協会より陳情。国分寺交流校ナビン小学校見学。 5.シリ・マズワニ中学校が村人の努力で予定より早く9月1日に開校。 |
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